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仕事や人間関係のことでモヤモヤ
心を整える考え方を知りたい
こんな方にぴったりな本があります。
こんにちは、わいわい(@waiwai_recipe)です。
30歳から読書に目覚めて、月4~5冊読んでいる読書家です。
今回は『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』についてご紹介します。
『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』ってどんな本?
基本情報
要約
禅僧・枡野俊明さんによる、人生を快適化する99のヒント。
「関わらない」・「気にしない」・「反応しない」・「疲れない」・「白黒つけない」。
これら5つの放っておく力を身につければ、毎日を快適に過ごすことができる。
無駄のないシンプルな文体に、禅僧の枡野さんらしさが感じられます。
1項目が1ページに収まっているので読みやすさ抜群。
読書入門にもおススメしたい本です。
読みどころ
続いて、本の中から読みどころを3つご紹介します。
面白いと感じられたら、この本はあなたに合っているかもしれません。
いちいち顔色をうかがう卑屈さ
人に不愉快な思いをさせるのは、誰だって嫌です。だから常に相手の立場に立って考え、行動することは大切です。
ただそれが相手のためを思ってのことではなく、自分のマイナス評価になることを恐れてのことなら、やめたほうがいいでしょう。いちいち人の「顔色」をうかがうことの背景には、相手に合わせようとする卑屈さがあるからです。(33ページ)
「相手に合わせようとする卑屈さ」。この言葉にドキッとしてしまったのは、私だけではないはず……?
すべての人に気に入られようとしたら、自分を見失ってしまうのは当然のこと。それでは堂々としていられず、かえって相手に不信感を与えてしまいます。
「嫌われたってかまわない」ってくらいの気持ちが、好感を与えるのかもしれませんね。
平均的な生き方なんてない
「人並み以上でありたい」と思うから、「平均」より下だと不安になり、上だと安心する部分があるのでしょう。
いずれにせよ「平均」と比較するほど不毛なことはありません。(69ページ)
平均値を知りたがる心理は、自分が平均より優れていることを知って安心したいから。
でもそれって、心の平穏を世間の評価にゆだねているようなもの。人並み以上を目指したところで、真の安心にはたどり着けません。
平均的な生き方なんてない。自分の価値観に従って生きるのみ。
即今、当所、自己
私たちは「いま、この瞬間」にしか生きることはできません。一瞬前の自分は死んでいるし、一瞬後の自分が生きている保証はありません。(155ページ)
「即今、当所、自己」は、「いま、この場で、自分がやるべきことをやりなさい」という意味がある禅語。
とてもシンプルな教えですが、言葉のとおりに従うのはなかなか難しい。私たちは必要以上に過去や未来を気にしてしまう生き物です。
私たちには「いま」しかありません。だからこそ、目の前のやるべきことにきちんと向き合う。それが「生きる」ということ。
最後に
『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』についてご紹介しました。
仕事や人間関係にモヤモヤしている心を整えたい方は、ぜひお手に取ってみてください。
本のサブスクサービスでは、今回ご紹介したようなメンタルに効く本がたくさん読めます。
それぞれ30日間無料体験ができますので、本が読みたくなったらお試しください。
最後でお読みいただきありがとうございました。
また本のある暮らしのどこかでお会いしましょう。
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