【書籍紹介】『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』著:枡野俊明

書籍紹介

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仕事や人間関係のことでモヤモヤ

心を整える考え方を知りたい

こんな方にぴったりな本があります。

わいわい
わいわい

こんにちは、わいわい(@waiwai_recipe)です。

30歳から読書に目覚めて、月4~5冊読んでいる読書家です。

今回は仕事も人間関係もうまくいく放っておく力についてご紹介します。

『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』ってどんな本?

基本情報

仕事も人間関係もうまくいく放っておく力

著者:枡野俊明

発刊:2021年6月5日

出版社:三笠書房

ページ数:224ページ

要約

禅僧・枡野俊明さんによる、人生を快適化する99のヒント。

「関わらない」・「気にしない」・「反応しない」・「疲れない」・「白黒つけない」。

これら5つの放っておく力を身につければ、毎日を快適に過ごすことができる。

わいわい
わいわい

無駄のないシンプルな文体に、禅僧の枡野さんらしさが感じられます。

1項目が1ページに収まっているので読みやすさ抜群。

読書入門にもおススメしたい本です。

読みどころ

続いて、本の中から読みどころを3つご紹介します。

面白いと感じられたら、この本はあなたに合っているかもしれません。

いちいち顔色をうかがう卑屈さ

人に不愉快な思いをさせるのは、誰だって嫌です。だから常に相手の立場に立って考え、行動することは大切です。

ただそれが相手のためを思ってのことではなく、自分のマイナス評価になることを恐れてのことなら、やめたほうがいいでしょう。いちいち人の「顔色」をうかがうことの背景には、相手に合わせようとする卑屈さがあるからです。(33ページ)

「相手に合わせようとする卑屈さ」。この言葉にドキッとしてしまったのは、私だけではないはず……?

すべての人に気に入られようとしたら、自分を見失ってしまうのは当然のこと。それでは堂々としていられず、かえって相手に不信感を与えてしまいます。

「嫌われたってかまわない」ってくらいの気持ちが、好感を与えるのかもしれませんね。

平均的な生き方なんてない

「人並み以上でありたい」と思うから、「平均」より下だと不安になり、上だと安心する部分があるのでしょう。

いずれにせよ「平均」と比較するほど不毛なことはありません。(69ページ)

平均値を知りたがる心理は、自分が平均より優れていることを知って安心したいから。

でもそれって、心の平穏を世間の評価にゆだねているようなもの。人並み以上を目指したところで、真の安心にはたどり着けません。

平均的な生き方なんてない。自分の価値観に従って生きるのみ。

即今、当所、自己

私たちは「いま、この瞬間」にしか生きることはできません。一瞬前の自分は死んでいるし、一瞬後の自分が生きている保証はありません。(155ページ)

「即今、当所、自己」は、「いま、この場で、自分がやるべきことをやりなさい」という意味がある禅語。

とてもシンプルな教えですが、言葉のとおりに従うのはなかなか難しい。私たちは必要以上に過去や未来を気にしてしまう生き物です。

私たちには「いま」しかありません。だからこそ、目の前のやるべきことにきちんと向き合う。それが「生きる」ということ。

最後に

仕事も人間関係もうまくいく放っておく力についてご紹介しました。

仕事や人間関係にモヤモヤしている心を整えたい方は、ぜひお手に取ってみてください。

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わいわい
わいわい

最後でお読みいただきありがとうございました。

また本のある暮らしのどこかでお会いしましょう。

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