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本を読むのが苦手
でも読書家に憧れる
自分には何もないと感じる
こんな方のために、この記事を書きました。
こんにちは、わいわい(@waiwai_recipe)です。
30歳から読書に目覚めて、月4~5冊読んでいる読書家です。
多様性社会といわれる現代。いろんな方法で自分を表現する人が増えてきています。
どんな人も活躍できる可能性がある社会。その多様さの一方で、「じゃあ何もない自分はいったい……」と無力感を抱く人も少なくないのでは?
もしもあなたがいま、「自分には何もない」と感じているなら、読書家になることを提案します。
読書家になろう
立場が人をつくる
その立場に立たされたからこそ責任感が生まれ、行動が変わり、そしていつかその立場にふさわしい人になっていく。
立場にはそんなふうに人を変える力があります。得意・不得意にかかわらず頑張るパワーをもたらして、その人の行動も、そして内面も変化させてしまうのです。
リーダーになったから、リーダーとしての自覚が芽生える。よって思考や行動が、リーダーらしくなっていく。というのが、「立場が人をつくる」という考え方です。
立場には人を変える力があります。作家になりたければ「ぼくは作家だ」と言い聞かせる。読書家になりたければ「わたしは読書家だ」と言い聞かせる。こうした自覚がその人を本物の作家や読書家へ変えていくのです。
読書家というアイデンティティ
アイデンティティとは、「自分は何者なのか」という概念をさす言葉です。アイデンティティを確立することは、「自分には何もない」という無力感の解消につながります。
「釣り人」というアイデンティティを持っている人は、釣りが生き甲斐です。仕事で怒られても大丈夫。彼には生き甲斐があるから。釣りをしている瞬間は目の前のことだけにワクワクできます。それはまさに「自分を生きる」ということ。
「アイドルオタク」というアイデンティティを持っている人は、推し活が生き甲斐です。人間関係がうまくいっていなくても大丈夫。推しを推している瞬間は、キラキラしている自分を感じられることでしょう。
「読書家」だってもちろんアイデンティティです。嫌なことがあったとき「本があるから大丈夫」と思えるのが読書家の強み。そうなるには「自分は読書家だ」と言い聞かせること。立場が人を変えますから、自分に言い聞かせることで、少しずつ読書家というアイデンティティが強まっていきます。
読書家になるメリット
本が読めれば他のことはなんとかなる
なぜなら、なんでも本に書いてあるからです。
教科書や参考書、ビジネスメールや企画書など、あらゆる情報は文章にされています。この世界で文章を読むことを避けて通ることはできません。文章を読むことが苦手というのは、生きるうえで大きな負担。見方を変えれば、文章を読むことに慣れてしまえば、大抵のことはなんとかなるのです。
読書は目的ではなく、夢や目標を叶えたり、悩みを解決したりするための手段です。
自分の大事な目標のために本を道具として使ってください。
新しいことに挑戦するとき、何かがわからないとき、困りごとや悩みごとがあるときに、本に頼れるというのはとても心強いことです。
語彙力が身につく
私にとっての「読書」の定義はひとつだけ。
それは、「言葉を読むことによって、自分の世界を広げること」です。
(明日の自分が確実に変わる10分読書 より)
読書をするほど言葉に触れることになります。そうやって語彙力が身につくと、思考や行動の幅が広がっていきます。私たちは自分が持っている言葉でしか、物事を認識したり理解することができません。裏を返せばそれは、持っている言葉が増えるほど自分の世界を広げられるということ。
語彙力が身につくと、表現力も豊かになっていきます。自分の心の中にある感情を言葉にできないのはモヤモヤします。人間の気持ちは「ヤバい」の一言で片づけられるほど単純ではありません。たくさん言葉を使いこなせると、自分だけの感情に自分で答えを見つけられ安心することができます。
読書家になる方法
目と手が届くところに本を置く
読書家になるには、本を読む習慣を身につける必要があります。そのためには、自然と本を読むようなきっかけづくりが重要です。結論を述べますと、本を目と手が届くところに置いてください。
手が届くところとは、例えば滞在時間の長いリビングなどです。多くの人が意味もなくスマホいじりをしてしまうのは、スマホが手の届きやすいところにあるからです。触れるきっかけが多いからスマホがいちいち気になるのです。無意識に手が出るくらい近くに本を置きましょう
目が届きやすいところとは、目線の高さに合うテーブルや棚です。本棚によっては部屋のすみっこや天井近くに本が置かれ目が合わず、読むきっかけがなかなか得られません。部屋のあらゆる場所に本を置いて、本が視界に入りやすくしましょう。
スマホそのものを本にしてしまうのも、本の置き方として有効です。
わたしは電子書籍読み放題のkindle Unlimitedから読書家になりました。
5分の細切れ読みを繰り返す
本を目と手が届くところに置いたら、次は本を読む時間をつくりましょう。なんて言うと、無理やり60分近い時間を捻出して、読書に臨もうとする人がいます。大抵そういう人は途中で挫折してしまうものです。
大きな時間ではなく小さな時間を見つけてください。「ちょっと手が空いたけど5分じゃ何もできないなあ」とスマホに手が出るその時間で十分。小さな時間は探せば案外たくさんありますよ。
細切れ読書の繰り返しが、読書を習慣化させてくれます。そもそも今まで本を読んでこなかった人が大きな時間をつくったとしても、集中力は保ってせいぜい10分くらいでしょう。
キリが悪いところで中断すると、脳が「覚えてなきゃ!」と注意するぶん記憶に残る。
そんな心理効果があります。細切れ読書は心理学的にも有効ですね。
最後に
読書家になるメリットと方法についてご紹介しました。
本を読みたい気持ちと本に対する苦手意識。その両方をお持ちの方の力になれたら幸いです。
そして「自分には何もない」と感じているあなた。まずは一冊の本から、読書家というアイデンティティを手に入れてみませんか?
最後でお読みいただきありがとうございました。
また本のある暮らしのどこかでお会いしましょう。
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