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考えがまとまらなくて頭がごちゃごちゃ
自分の本当にやりたいことがわからない
不安と焦りでマイナス感情になりがち
こんな方にぴったりな本があります。
こんにちは、わいわい(@waiwai_recipe)です。
30歳から読書に目覚めて、月4~5冊読んでいる読書家です。
今回は『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』についてご紹介します。
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』ってどんな本?
基本情報
要約
本書が伝えるのは、「書く」ことで頭も心も整えて、自分らしい人生をシンプルに送るための方法。
心も生活も人生もごちゃごちゃしていて、バタバタと忙しいのに充実感がない。それなら書くことで「自己対話」を続けることが大事です。
自分を感じながら書くことは、すなわち「瞑想」。書く瞑想に取り組むことで、自分の本当の感情に気づくことができます。
著者の古川さんが開発した書くメソッド「感情ジャーナル」を、わたしも実践してみました。
自分の中の深層にある気持ちに出会うことができましたよ。
読みどころ
続いて、本の中から読みどころを3つご紹介します。
面白いと感じられたら、この本はあなたに合っているかもしれません。
書くことで自己認識力を高める
私たちの心は、海にたとえるならば、表面に目を向けるか、水深30メートルに目を向けるかで見えるものが違います。日常の気分は表層ですが、価値観、使命は深層に眠っています。
(49ページ)
自己認識とは、自分が何を深く求めているかを知ることです。自身が心の奥で望んでいることと現実の間に大きなギャップがあると、人は人生に迷うのです。
自分の人生の答えは自分の中にしかありません。生き方の基準を外側から見つけようとしても混乱するだけ。自己認識とは、好み・資質・直感を知ること。要するに、自分の内面の状態を理解することを指します。
書くことは自分との対話です。自分の心の奥に潜って深層に眠る望みを探求しましょう。
プラスとマイナス、両方の感情を書く
ツァイガルニク効果とは(中略)「人は、達成できなかった事柄や中断している事柄の方を、達成できた事柄や完成した事柄よりもよく覚えている現象」です。
(76ページ)
ツァイガルニク効果によるとわたしたちは、「できなかったこと・失敗したこと」の印象が大きく、「できたこと・楽しかったこと」などは小さく印象づけられる傾向にあります。
そこでまずやるべきは、認知の偏りのバランスを取り戻すこと。そのためにプラスとマイナス、両方の感情を書き出すのです。
本書では、マイナス感情を書き出すことを「放電」、プラス感情を書き出すことを「充電」といいます。放電と充電を日々取り組むことで、すぐに心のメンテナンス効果が出ます。
心の片付けは全部出すことから始める
どう片づけていいかわからない状態、渾然とした状態であるときは、方針はシンプルです。まずは全部出してみること。出してみてから考えるのが一番です。
(109ページ)
心の中をきれいに片づけることで、シンプルで快適な人生を手に入れることができます。あらゆる片付けメソッドで「いったん全部出す」というプロセスが共通していますが、心の中の片付けもまったく同じです。
書いて心の中の言葉を全部出す。そこから不要なものを捨て、大切なものを残す。その判断を繰り返すのです。すなわち「心の断捨離」ですね。
捨てるか残すかの判断基準は、感情を基準にするとうまくいきます。「必要か」よりも「ときめくか」という基準です。書き出した言葉を眺めてみて、ときめかないものは不要。勇気を持って手放しましょう。大切な価値観だけが残るので迷いがなくなります。
最後に
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』についてご紹介しました。
頭の中がごちゃごちゃして不安や焦りを感じている方はぜひお手に取ってみてください。
本のサブスクサービスでは、今回ご紹介したような心をととのえられる本がたくさん読めます。
それぞれ30日間無料体験ができますので、本が読みたくなったらお試しください。
最後でお読みいただきありがとうございました。
また本のある暮らしのどこかでお会いしましょう。
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