【書籍紹介】『「知る」を最大化する本の使い方』著:ぶっくま

書籍紹介

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本を読んでも内容が頭に入ってこない

ふだん本を読まないから読書の始め方がわからない

ほかの読書術本を読んで挫折したことがある

こんな方にぴったりな本があります。

わいわい
わいわい

こんにちは、わいわい(@waiwai_recipe)です。

30歳から読書に目覚めて、月4~5冊読んでいる読書家です。

今回は「知る」を最大化する本の使い方についてご紹介します。

『「知る」を最大化する本の使い方』ってどんな本?

基本情報

「知る」を最大化する本の使い方

著者:ぶっくま

発刊:2024年9月4日

出版社:翔泳社

ページ数:304ページ

要約

本書が伝えているのは、読書で自己成長するための方法論本の選び方・読み方・アウトプット・習慣化に分けて、著者の実体験をもとに示されています。

ぶっくまさんは26歳まで本を手に取ることすらなかったそう。そんな著者だからこそ書ける、初心者から中級者に寄り添った内容となっています。

本は人生の武器になる。武器を使えば読書がもたらす「知」の力で、人生を新しい方向を導くことができます。

わいわい
わいわい

こんなに図解を盛り込まれた読書術本は初めて読みました。

イラストたっぷりなので、読書に苦手意識がある方にもぴったりです。

読みどころ

続いて、本の中から読みどころを3つご紹介します。

面白いと感じられたら、この本はあなたに合っているかもしれません。

「目標型選書」と「悩み解決型選書」

目標型選書

目標型選書は、自分の目標や学びのテーマを明確にする選書の方針です。

目標型選書の5ステップ

1.目的地を明確にする

2.必要な知識やスキルを分解する

3.優先順位を設定する

4.未経験の場合、できるならやってみて課題点を明確にする

5.知識やスキルを得るための本を選ぶ

目標達成のために必要なものは何なのか。専門的なスキルだったりコミュニケーション力や時間効率アップなど、優先順位も決めていきます。1~4まできちんと通過することで、自分に適した本を選ぶことができるのです。

悩み解決型選書

悩み解決型選書は、今の自分の悩みを起点とする選書の方針

悩み解決型選書の5ステップ

1.悩みを書き出す

2.悩みを具体化する

3.ゴールを設定する

4.ゴールに優先順位をつける

5.現状とゴールのギャップを埋めるための本を選ぶ

自分の悩みを明確にするために、まずは悩みを言語化しましょう。紙に書き出すことで、自分を客観視できて自己理解が深まる、といわれています。目標型選書と同様に、1~4の手順を踏むことで、当たりの本に出会いやすくなります。

「効率読書」と「探求読書」

効率読書

効率読書は、1冊30分で必要な知識を最短最速で取りに行く読み方です。

食事で例えると、ビュッフェ形式のレストラン。全体のメニューを把握して、食べたいものを選んで食べる。おいしかったらもう一度食べる。というように、本の内容をすべて読み込もうと欲張らず、おいしい部分だけ繰り返し読むスタイルです。

効率読書の7ステップ

1.読む目的、目標を設定する

2.まえがき、目次、あとがきでざっくり全体を把握する

3.目次から目的に合った箇所に線を引く

4.重要そうな部分だけ線を引き、付箋を貼っていく

5.結論から逆算して読み、気づきをメモする

6.付箋の箇所を再読する

7.アクションプラン、感想をアウトプットする

効率読書は1冊をすべて読むスタイルではありません。よって、1節ごとに独立して書かれているビジネス書や実用書に適した読み方といえます。

探求読書

探求読書は、丁寧に読んで想像力を膨らませたり多くの学びを得る読み方です。

食事で例えると、コース料理です。自分が食べたいものだけを取るのではなく、運ばれてきた料理を1品1品味わいます。効率読書に比べて読む時間はかかります。しかし、1冊を広く深く探求できるのは、本の旅をするような贅沢な時間といえるでしょう。

探求読書の4ステップ

1.読む目的、目標を決める

2.まえがきと目次から全体像と構成を頭に入れる

3.1章ごとに「深く読み込み」、メモと付箋を繰り返す

 3-1.用語を調べる 

 3-2.経験と関連付ける

 3-3.反論や自分の意見を考える

 3-4.自分に質問しながら読む

4.付箋の箇所とメモを再読する

探求読書は1冊を深く読み込む読書法です。知識を深めたい分野の本には打ってつけな読み方といえるでしょう。また、「効率読書」するつもりだった本を読んでみたら、「これは名著だ!」と感動することがあります。そういった本を「探求読書」で再読するのも読書の醍醐味です。

アウトプットで読んだ内容を資産にする

本を読んでインプットした内容は、アウトプットすることで長期記憶に保持されやすくなります。読みっぱなしで終わらせないために、学んだ知識を実際に使ってみましょう。

アウトプットの方法を3つご紹介します。

読書ノートをつける

本から得た学びや感想を書く読書ノート。インプットした内容を書くのは、アウトプットのきほんです。自分にとって重要に感じた箇所(要点)+そう感じた理由を書きます。箇条書きで構いません。この方法を用いれば、自分だけのオリジナルな知の宝庫が出来上がります。

人に説明する

人に説明するのは、最強のアウトプット法のひとつ。人に説明するって案外難しいものです。予備知識のない人に向けて、簡単な言葉でわかりやすく説明する。この作業により、自分の本当の理解度に気づかされます。苦労する分、成果も大きいアウトプット法です。

SNSやブログで発信する

SNSやブログで発信するのもアウトプット。「書く」という点で読書ノートと共通していますが、違う点は不特定多数の人に見られることです。「書く」が「伝える」になることで、人に説明するときのように頭を働かせる必要があります

最後に

「知る」を最大化する本の使い方についてご紹介しました。

本から得た知識を活かしたいけれど、読み方に自信がない。こんな方はぜひお手に取ってみてください。

本のサブスクサービスでは、今回ご紹介したような読書術本がたくさん読めます。

それぞれ30日間無料体験ができますので、本が読みたくなったらお試しください。

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わいわい
わいわい

最後でお読みいただきありがとうございました。

また本のある暮らしのどこかでお会いしましょう。

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