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何事も三日坊主で続かない
継続する仕組みづくりが知りたい
習慣術に興味がある
こんな方にぴったりな本があります。
こんにちは、わいわい(@waiwai_recipe)です。
30歳から読書に目覚めて、月4~5冊読んでいる読書家です。
今回は『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』についてご紹介します。
『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』ってどんな本?
基本情報
要約
本書が伝えているのは、「やるべきこと」と「やりたいこと」を無理なくすべてやりきれる「続ける」力。
続けるのはつらい。続けるのは大変。継続についてそんなふうに思うのは誤解です。続けることは意外と簡単です。そして続けることで人は変わります。
著者の井上新八さんは、20年以上フリーランスで自分自身の仕事と生活を管理されているデザイナー。彼が20年の実験と検証で行き着いた答えは、すべてを習慣化することでした。
続けることを頑張るのではなく、続けることを楽しむ。
「継続」は趣味として捉えていいんだ!と教えてもらいました。
読みどころ
続いて、本の中から読みどころを3つご紹介します。
面白いと感じられたら、この本はあなたに合っているかもしれません。
「正しい努力」をやめて「正しい継続」をしよう
上達や達成より、ただ継続することだけを意識する。
上達を考えるのは、「続ける」基礎力を身につけてからでいい。
(46・47ページ)
まずは継続することだけを意識すること。そのために、「正しい努力」をやめてみよう。という提案です。
成果を出すには「正しい努力」が必要だと言われます。でも成果を先に求めてしまうと、そのことだけがすべてになってしまう。このしんどさこそが、続けることを嫌にさせるのです。
上達や成果は「続ける」基礎力が身についてからでいい。やめてしまったら、「正しさ」も「努力」もすべて水の泡ですから。
「毎日やる」と決める
ラクに続けるには、選択肢を減らすのがいちばん手っ取り早い。
まず「やらない」という選択肢をなくしてしまう。
「やる」「やらない」をいちいち毎日考えないようにする。
そのために「毎日やる」と決めるのだ。
(68ページ)
毎日やれば絶対続く。何を当たり前のことを……と思われるでしょう。しかし、物事を続けるうえで最も効果的なのは、「毎日やる」なのです。ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士によると、習慣はだいたい66日で定着するのだとか。
できない日は仕方ありません。大切なのは「毎日やる」と決めること。「やらない」という選択肢を減らすことで、本当に「やらない」選択肢がなくなり、考えることすらやめられます。いつのまにか「やる」が当たり前になっていく。こうやって習慣はつくられていきます。
脳は働いているほうが疲れない
1秒も無駄にできないくらい忙しいときこそ、積極的に2時間無駄にしよう!
2時間失う代わりに取り戻せるものが必ずある!
やりたいことを続けたい。いい習慣を手に入れたい。でも忙しさがとんでもなくて余裕がない。心を亡くすと書いて「忙しい」と読むように、忙しくてパンクしている状態が続くと、まともな心が失われていきます。こんなときの心の回復方法は、無駄なことを2時間やってみることです。
本当に忙しいときこそ、ただ休むのではなく別のことに取り組むこと。脳を休ませるには、脳が拒否しないような無駄なことをするのがいい。脳科学ではそう言われています。脳の疲労は休んでもとれない。脳は常に使っているほうが疲れないのです。
無駄なことをして脳を動かしておくこと。これが脳を疲れさせないコツです。脳が疲れなければ、心を失ってしまうこともありません。忙しくても仕事に関係ないことをきちんとする。それが「生きる」ということです。
最後に
『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』についてご紹介しました。
何かを続けてみたいと思っている方はぜひお手に取ってみてください。
本のサブスクサービスでは、今回ご紹介したような習慣術や続けるマインドの本がたくさん読めます。
それぞれ30日間無料体験ができますので、本が読みたくなったらお試しください。
最後でお読みいただきありがとうございました。
また本のある暮らしのどこかでお会いしましょう。
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