ⓘ 当ページのリンクには広告が含まれています。
やる気が起きない
モチベーションに頼りたくない
それでも継続して成果を出す方法が知りたい
こんな方にぴったりな本があります。
こんにちは、わいわい(@waiwai_recipe)です。
30歳から読書に目覚めて、月4~5冊読んでいる読書家です。
今回は『やる気がなさそうなのになぜかうまくいく人がやっていること』についてご紹介します。
『やる気がなさそうなのになぜかうまくいく人がやっていること』ってどんな本?
基本情報
要約
本書が伝えているのは、「そんなにやる気はないけど、なぜかうまくいく」ようになる方法です。
やる気というものは、出そうと思ってもなかなか出ないもの。人間の感情は単純ではありません。だったらいっそのこと、「やる気を出す」という考えを手放してしまえばいい。
何事も成功の秘訣は「継続」すること。ただし、「継続」はやる気がないまま行うことができます。「継続して成果が出せる人=やる気がある人」という思い込みを叩き壊す本です。
モチベーションに頼らずにうまくやる。わたしの大好きなテーマです。
あと、本の表紙がかわいくて手に取りました。
読みどころ
続いて、本の中から読みどころを3つご紹介します。
面白いと感じられたら、この本はあなたに合っているかもしれません。
やる気を出そうとするのは逆効果
常に上下するやる気や、モチベーションを行動にきっかけや継続のあてにしてしまうのは、大変不毛なのです。
(33ページ)
そもそも「やる気を出す」という考え方が間違っています。なぜなら、やる気が下がるほど不幸になるからです。
プロスペクト理論(損失回避の法則)では、人はなにかを得るよりもなにかを失うときのほうが、精神的影響を大きく受けるといわれています。心理学の実験によると、1万円拾った喜びよりも1万円落としたときの悲しみのほうが、精神的影響が2倍大きいことがわかりました。
上記の実験結果をやる気にあてはめるとどうなるでしょう。想像の通り、やる気を高めてしまうと下がったときに2倍落ち込むわけです。つまり、やる気は高すぎないほうがいいのです。最強なのは「やる気0」。やる気がないからできないという、思い込みから抜け出しましょう。
嫌々でも手をつけたら勝ち
やる気に頼っていたら、いつまで経っても動けないのです。であれば、嫌々でもいいのでゆるくはじめちゃいましょう。やりはじめれば、作業興奮が起こって嫌な気持ちは和らぎます。
(155ページ)
最初は「面倒くさい、やりたくない」と思いながらはじめた作業に、いつのまにか夢中になっていたという経験はありませんか? 部屋の掃除や勉強など、嫌々はじめてみたら案外集中して取り組めることがあります。
こういった現象は「作業興奮」といわれる脳の仕組みによるものです。人はなにか作業をはじめると、指先や視覚から刺激を受けます。すると、脳の「側坐核(そくざかく)」と呼ばれる部分が反応して、やる気を引き出す神経伝達物質「アセチルコリン」がたくさん分泌されます。
作業興奮は作業をはじめてから5~10分ほどで起こります。まずはあれこれ考えずに手をつけてしまいましょう。人は自力でやる気を起こすことはできません。ですから、脳の仕組みを利用するのです。
続けることがいちばんの武器
安心してください。ほとんどの人は続けることが苦手です。あなたが淡々と続けているうちに、周りは勝手に脱落していきます。テンションもやる気もいらないので、ゆるーく続けてみましょう。
(184ページ)
社会やSNSで華々しく活躍しているトップの人たちは、最初からうまくいっていたわけではありません。彼らの過去の作品を検索してみたらそれがよくわかります。最初はみな凡人からスタートするのです。
うまくいっている人のいちばんの武器は「続ける」ことです。淡々とやり続けているうちに、成果を上げていく。淡々とやり続けているうちに、周りは脱落していく。続けることは難しいのです。難しいからこそ、続けることには武器としての価値があります。
最後に
『やる気がなさそうなのになぜかうまくいく人がやっていること』についてご紹介しました。
やる気に頼らずに行動を継続したい方はぜひお手に取ってみてください。
本のサブスクサービスでは、今回ご紹介したような習慣や継続に関する本がたくさん読めます。
それぞれ30日間無料体験ができますので、本が読みたくなったらお試しください。
最後でお読みいただきありがとうございました。
また本のある暮らしのどこかでお会いしましょう。
コメント