【書籍紹介】『作家になる方法』著:千田琢哉

書籍紹介

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本を読んでいるうちに自分も本を書きたくなった

でも出版のことはよく知らない

作家業で生きている人の考え方に触れてみたい

こんな方にぴったりな本があります。

わいわい
わいわい

こんにちは、わいわい(@waiwai_recipe)です。

30歳から読書に目覚めて、月4~5冊読んでいる読書家です。

今回は作家になる方法についてご紹介します。

『作家になる方法』ってどんな本?

基本情報

作家になる方法

著者:千田琢哉

発刊:2024年2月14日

出版社:あさ出版

ページ数:420ページ

要約

本書が伝えているのは、作家になる方法と著者自身の作家としての実体験です。

職業作家として16年余り、これまでに240冊以上の紙書籍を出された千田琢哉さん。「タブーへの挑戦」をミッションとしている千田さんだからこそ書ける、嘘のない鋭利な文章で、作家業と出版の真実を語ります。

わいわい
わいわい

420ページとボリュームたっぷりですが、1節ごとの文章は短いので読みやすい。

全部を読もうとせずに、目次から見出しを眺めて、「おっ」と思ったページを読んでいく方法がおすすめです。

読みどころ

続いて、本の中から読みどころを3つご紹介します。

面白いと感じられたら、この本はあなたに合っているかもしれません。

準備ばかりしていると、寿命が尽きる。

作家になるために読書しているのだというのは言い訳の定番だが、それは準備ではなく単なる趣味である。

(66ページ)

本を読んでいるうちに自分も本を書きたくなった。これは自然の摂理です。作家志望者の中には、将来の学びになるという理由で、読書に没頭する人が多いそう。

読書をしていると、そのことだけに満足してしまうことがあります。しかしそれは、現実逃避でしかありません。もし作家になりたいなら、最も大切な準備は執筆することです。

作家になる」とは、趣味としての読書の卒業を意味するのかもしれません。いざ作家になったら本を読む時間は減ってしまう。それでも執筆の合間に息抜きとしての読書をしてしまうのが、作家というものです。

「自分と似たタイプの作家」になり切って書く。

自分を知るためには他者を通して知るほうがいい。自分の背中を直接自分の肉眼では見えないが、他者の背中であればいくらでも見えるだろう。

(105ページ)

作家になりたい人には、きっと贔屓の作家がいるはずです。作家を目指すのであれば、贔屓の作家の中でも「自分と似たタイプの作家」になり切って書くのがいい。自分と似たタイプの作家を模倣することで、その作家を通して自分の長所と短所が浮き彫りになるはずです。

さて、自分に似ている作家の真似をしているだけでは本は売れません。「うん、よくできているね」で終わってしまうでしょう。そこで続いては、「自分と似ていないけど憧れの作家」になり切って書きます。両極端を徹底して模倣することで、自分ならではのスタイルが見つかるのです。

ビジネス書は、プロフィールを買ってもらっている。

ビジネス書は内容を買ってもらうのではない。まず、プロフィールを買ってもらっているのだ。

(160ページ)

基本的に読者は「憧れる経歴だなあ」と感じる相手の本しか買いません。本の内容が良ければ売れるというのは甘い考え方。ショックを受けるかもしれませんが、これが現実です。

プロフィールを買ってもらっている。この事実から目を逸らさずに、お金を払う価値のある存在を目指しましょう。まずは自分と似たタイプの作家を参考に、小さな実績を積むことです。

最後に

作家になる方法についてご紹介しました。

本を読んでいるうちに自分も本を書きたくなった。こんな方はぜひお手に取ってみてください。

本のサブスクサービスでは、千田琢哉さんの著書や読書術・文章術の本がたくさん読めます。

それぞれ30日間無料体験ができますので、本が読みたくなったらお試しください。

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わいわい
わいわい

最後でお読みいただきありがとうございました。

また本のある暮らしのどこかでお会いしましょう。

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