【書籍紹介】『人生で大切なたったひとつのこと』著:ジョージ・ソーンダーズ

書籍紹介

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人生を後悔なく生きたい

本当に大切にするべきことって何だっけ?

簡単に読み通せる本がほしい

こんな方にぴったりな本があります。

わいわい
わいわい

こんにちは、わいわい(@waiwai_recipe)です。

30歳から読書に目覚めて、月4~5冊読んでいる読書家です。

今回は人生で大切なたったひとつのことについてご紹介します。

『人生で大切なたったひとつのこと』ってどんな本?

基本情報

人生で大切なたったひとつのこと

著者:ジョージ・ソーンダーズ

発刊:2024年3月13日

出版社:KADOKAWA

ページ数:64ページ

要約

「英語圏で最高の短編作家」と称される、ジョージ・ソーンダーズ。彼が行ったシラキュース大学教養学部の卒業式スピーチは、やがて一冊の本となり世界中で反響を巻き起こします。

本書は、この英語の原文に日本語訳をつけたものです。

本書が伝えているのは、「やさしいひとになる」という簡単そうで難しいことを、人生の目標のひとつにする提案。やさしさについて、短く、深く、そしておもしろく語られています。

わいわい
わいわい

本書はKADOKAWA様よりご恵贈いただきました。

15分で読める薄さ。なのにとびっきり濃い。

言葉の力が凝縮された本でした。

読みどころ

続いて、本の中から読みどころを3つご紹介します。

面白いと感じられたら、この本はあなたに合っているかもしれません。

もっとやさしいひとになる

わたしが人生でもっとも後悔しているのは、「やさしさがたりなかった」ということです。

(20ページ)

ジョージ・ソーンダーズが人生でもっとも後悔していることは、「やさしさがたりなかった」ことだと言います。長い人生の中で多くの選択や失敗をしてきましたが、そのすべてを抑えて「やさしさがたりなかった」ことを後悔しているのです。

もっとやさしいひとになる」。それは簡単そうに見えて実践するのが難しいこと。だからこそ、人生の目標のひとつにしてみてほしい。

社会全体のやさしさを増やす方法はある

やさしさが時と場合で「変わるもの」なら、理屈からいって、やさしさは「向上するもの」という結論になります。

(30ページ)

私たちは自分自身に、「とってもやさしい時期」と「あんまりやさしくない時期」があったことを知っています。優しさが変化するものなら、優しさは増やすことができるはず

優しさを増やすために役に立つのは「教育」だと、ジョージ・ソーンダーズは言います。芸術作品に触れたり、本を読んで学んだりして、自分の芯を確立しましょう。

やさしさから遠ざからないように

成功の条件はつねに新しくなります。そして、大事な問題が放っておかれたまま、あなたの人生のすべてが、「成功すること」だけになってしまう大きな危険があります。

(44ページ)

「やさしさ」っていい言葉ですよね。でも「やさしさ」について、あなたはちゃんと向き合えていますか? 仕事がうまくいったら、生活が安定してから、なんて優しさから遠ざからないでください。

成功にはキリがありません私たちが何もかもに満足する日はやってきません。「すべてを達成してから優しさに本腰を入れよう」ではきっと、ジョージ・ソーンダーズのように後悔してしまうでしょう。

最後に

人生で大切なたったひとつのことについてご紹介しました。

短い文章にハッとさせられたい方はぜひお手に取ってみてください。

本のサブスクサービスでは、今回ご紹介したような人生を見直せる本がたくさん読めます。

それぞれ30日間無料体験ができますので、本が読みたくなったらお試しください。

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わいわい
わいわい

最後でお読みいただきありがとうございました。

また本のある暮らしのどこかでお会いしましょう。

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